安藤百福
安藤は著書の中でこう述べている。
「仕事を戯れ化することが、仕事を苦にしない秘訣だ。」
自分の好きな仕事であればどんな忙しくても苦にはならない。
選んだ仕事、道に対する、やろうという気力、やらなければならないという使命感が、快い緊張感を与えてくれる。
計画性をもって取り組み、一つ一つ達成していくとき、なんともいえない喜びを覚える。
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稲盛和夫
稲盛もどんな分野でも成功する人は、自分のやっていることに無上の喜びを感じ、ほれ込んでいる人だと言っている。
人間は単に給料をもらうだけでなく、精神的な充実感のために仕事をしているのだとも言っている。
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南部靖之
南部も好きな分野であればこそ、人は最大限の努力を惜しまないし、夢を実現するための工夫と知恵を発見すると述べている。
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松下幸之助
松下も「商い心得帖」の中で「独立したての頃は無我夢中でその日一日を誠実に精一杯働き、遅く仕事を終えて、行水につかりながら精神的な充実感に浸っていたという。
そして会社が大きくなってからは人々の生活を高め、社会の発展に寄与、貢献していくことを社員と達成することに生きがいを感じてきた」という。
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藤田田
藤田田も「人間はカネと使命感のために働く」と言っている。
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中内功
中内も成功者とはと聞かれ「常にトップランナーでありながら、永遠にゴールのないレースを走るようなもの」と言ったという。
常に自分にいい意味でのプレッシャーを与え続け、それを達成していくことを楽しみにしているという。
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井深大
井深は自らが製品のきびしい審判官である大衆向けの製品を作り出すことに生きがいを感じ、ものづくりに没頭していたという。
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本田宗一郎
本田も「自分の好きなものに打ち込んでいた」から、逆境を逆境とも思っていなかったという。
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鈴木敏文
鈴木も「どういう商品が売れているとか、新商品を入れてどういう結果が出ているかというようなことに関心を持って踏み込んで仕事をしないと、仕事は苦痛でしかない。仕事上の問題について自分で解決の糸口を見出していくのは、とてもエキサイティングなことだと思う。」と言っている。
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伊藤雅俊
伊藤も仕事をするうえで一番大切なことは「今日は何枚ぐらい売ってやろう」とか「ここを陳列がえしよう」といったように目的を設定して、「仕事を楽しくすること」であると言っている。
ただし、同時にお客様を無視して自己満足に浸るだけの目標設定は厳に戒めている。
そして、上から命令するのではなく、自分で仕事をするのだという自覚を持つべきだといっている。
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